男3人が空き巣を繰り返して現金や腕時計などを盗んだ事件について、静岡南署は207件の事件を摘発し、捜査を終結した、と発表しました。被害額は約1億6000万円にのぼっています。 住居侵入や窃盗、盗品等保管の疑いで逮捕・摘発されたのは、住居不定・無職の27歳の男と住居不定・自称・建設作業員の31歳の男、住居不定・無職の28歳の男です。3人は去年1月から9月までの間、静岡県や三重県など16都府県で、窓ガラスを割って住居に侵入し現金や腕時計を盗んだり、駐車場にとめてあった車のナンバープレートを盗んだりした疑いが持たれています。被害は207件確認されていて、被害額は約1億6000万円に上ると見られています。 警察によりますと、去年9月に静岡県の中部や西部で空き巣被害が多発しており、盗まれたナンバープレートを調べたところ男3人が浮上。盗んだナンバープレートを所有していた車に付け替えて、空き巣などの犯行時に使っていたということです。3人はおおむね容疑を認めています。