「バイクを貸してくれたらお金払うし、ガソリンも満タンにして返す」。愛媛県松山市で１８歳の男性からバイクをだまし取った疑いで、無職の男（２１）が７日に再逮捕されました。被害者の男性は市内に放置されていた自分のバイクを見つけ、警察に通報しました。 詐欺の疑いで再逮捕されたのは、松山市姫原出身の住所不定・無職の男（２１）です。 警察の調べによりますと男は７月１４日、知り合いから紹介された１８歳の男性に、「バイクを貸してくれたら１万５０００円払うし、ガソリンも満タンにして返す」と携帯電話でウソを言い、松山市道後湯之町の道路でバイクとエンジンキー（時価合計約５０万円）をだまし取った疑いがもたれています。 返却期限は決められていなかったものの、男性が男に連絡してもバイクは戻らず、２日後に市内で放置されている自分のバイクを発見。警察に通報しました。 バイクに損傷はなかったものの、約束していた１万５０００円も支払われていないということです。 男は取り調べに「返すつもりだった」と容疑を否認しています。 男はこれまでに松山市内のマンションへの無断侵入事件、温泉施設で利用料金が支払われなかった事件で逮捕されています。 警察が動機や余罪の有無を調べています。