「3人でたくさん泥棒事件を起こして記憶が曖昧な部分が多いです」住居侵入と窃盗の疑い 中国籍の男女3人を逮捕

去年12月、京都府八幡市の住宅で窓ガラスを割って侵入し現金などを盗んだとして、43歳の中国籍の男ら男女3人が逮捕されました。 3人は、福岡や京都で同様の空き巣を繰り返していたとみられています。 住居侵入と窃盗の疑いで逮捕されたのは、それぞれ住居不定・無職のチェン・イェン容疑者(43)、チェン・リージュン容疑者(37)、チェン・リリ容疑者(30)の中国籍の男女3人です。 イェン容疑者ら3人は、去年12月22日午後5時半ごろから午後6時ごろまでの間、京都府八幡市にある65歳の自営業の男性宅に窓ガラスを割って侵入し、現金約179万8000円や外国紙幣、腕時計など4点(時価計約8万3000円相当)を盗んだ疑いが持たれています。 夜に帰宅した男性が「リビングに置いてある棚の引き出しが引き出されて、中に入れていたものが散乱しています」と110番通報し、事件が発覚。 周辺の防犯カメラの映像などからチェン容疑者らの関与が浮上しました。 警察によりますと、3人は同様の手口で福岡や京都で計20件近くの空き巣事件に関与しているとみられるということです。 取り調べに対しイェン容疑者は「他の2人と一緒に起こした泥棒事件です。盗んだ金額は110万円くらいだったという記憶です」と一部容疑を否認し、リージュン容疑者は「あまりよく思い出せません。なぜならば3人でたくさん泥棒事件を起こして、記憶が曖昧な部分が多いです。否認するつもりはないです」と容疑を認め、リリ容疑者は黙秘しているということです。 警察は、3人が関与しているとみられる多くの空き巣事件の全容解明に向けて捜査を進めています。

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