車椅子の男性死亡のひき逃げ事件、容疑者の男を立ち会わせて現場で状況など確認 山口

今月10日に山口県山口市で、車いすに乗った高齢の男性がひき逃げされ死亡した事件で、現場に容疑者の男を立ち会わせての実況見分が21日夜、行われました。 この事件は10日午前2時50分ごろ、山口市穂積町の市道で、山口市黒川の飲食店経営・虎谷聡容疑者(45)が乗用車を運転中、車いすに乗った男性(73)と衝突したにもかかわらず、そのまま逃げたとされるものです。男性は搬送先の病院で死亡が確認されました。虎谷容疑者は10日午後4時50分ごろ、ひき逃げの疑いで逮捕されました。 実況見分は午後8時ごろから、現場付近を通行止めにし、虎谷容疑者を立ち会わせて行われました。当時乗っていた車を現場に置き、実際に虎谷容疑者が運転席に乗って、衝突した時の状況などを確認したとみられます。 警察のその後の調べで、虎谷容疑者は当時、飲酒運転をしていた可能性があることが分かっています。警察は実況見分の結果などを踏まえ、当時の状況などを詳しく調べることにしています。

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