札幌市・豊平警察署は2025年8月11日、暴行の疑いで札幌市豊平区の新聞配達員の息子(58)と無職の父親(85)を現行犯逮捕しました。 2人は11日午後3時20分ごろ、同居する自宅でけんかとなり、息子は父親の頬を拳で殴る暴行を加えた疑いで、父親は息子の額を包丁の柄で殴打する暴行を加えた疑いが持たれています。 警察によりますと、11日午後3時半ごろ、2人と同居する母親から警察に通報がありました。 「やめなさい もう」と2人の仲裁に入っているような言葉が聞こえたあと、電話が切れたということです。 警察官が駆けつけると、2人のけんかは終わっていて、父親は包丁を握っていました。 調べに対し息子は「父親が包丁の柄で私を殴ったのでやり返すために殴ったんです」と供述し、父親は「息子が私の顔を殴ってきたのでやり返したんです」と話していて互いに容疑を認めていますが、主張に食い違いがあるということです。 警察は事件の原因や経緯を詳しく調べています。