サイバー保険の加入金の名目で愛知県西尾市の男性から現金300万円をだまし取ったとして、暴力団の幹部ら男3人が逮捕されました。 詐欺の疑いで逮捕・送検されたのは、指定暴力団・住吉会の傘下組織幹部、高瀬忠臣容疑者(45)ら男3人です。 警察によりますと、3人は他の者と共謀し4月、通信会社の社員になりすまして西尾市に住む44歳の男性の携帯電話に「スマホが悪用されていて、サイバー保険に入る必要がある」などとうその電話をかけ、現金300万円をだまし取った疑いが持たれています。 警察は3人の認否を明らかにしていません。 3人は、1週間ほど前にもセキュリティ会社の職員を装って「アプリの料金が未払いになっていて法的措置をとる」などと言い、同じ男性から130万円分の電子マネーの利用券をだまし取ったとみられています。 警察は高瀬容疑者が特殊詐欺グループのリクルーター役で、だまし取った金が暴力団の資金源になっているとみて調べを進めています。