祭り会場で60代男性に暴行した疑いで逮捕された男(34)、北海道庁職員と判明「記憶がないからわからない」と容疑否認 北海道北広島市

10日夜、北海道北広島市の祭り会場で、60代男性に暴行を加えたとして逮捕された男は、北海道庁職員だったことがわかりました。 暴行の疑いで逮捕されたのは、北海道庁東京事務所行政課総務係長の中島俊樹容疑者(34)です。 中島容疑者は、10日午後8時すぎ、夏祭りが開かれていた北広島市大曲中央2丁目の大曲中学校の敷地内で、60代の男性の胸ぐらをつかむ暴行を加えた疑いが持たれています。 警察によりますと、中島容疑者と被害者に面識はなく、中島容疑者は、当時、祭り会場で酒を飲んでいたということです。 また、北海道によりますと、中島容疑者は、8日午後から休暇取っていて、帰省中でした。 警察のこれまでの取り調べに対し、中島容疑者は「記憶がないからわからない」と容疑を否認していて、警察は、暴行に至ったいきさつや動機について調べを進めています。 職員の逮捕を受けて、北海道庁東京事務所の大野哲弘所長は、 「現在、警察において事実関係を調査中でありますが、被害にあわれた方に深くお詫び申し上げます。また、道民の皆様の信頼を著しく損ねる事態となりましたことは誠に遺憾であり、重ねてお詫び申し上げます。今後、捜査の推移を見極めながら、北海道として事実関係の把握に努め、厳正に対処してまいります」とコメントしています。

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