詐欺グループに個人情報販売か「健康に気を使っている高齢者」名簿業者の代表逮捕 詐欺に使われ被害も

特殊詐欺グループに1万5000件近くの個人情報を販売したとして、名簿業者の代表が逮捕されました。 電子計算機使用詐欺のほう助などの疑いで逮捕・送検されたのは、名簿業者「ビジネスプランニング」の代表、山崎勝美容疑者(75)です。 山崎容疑者は2024年11月、氏名や電話番号などの個人情報のデータ1万5000件近くを特殊詐欺グループに約18万円で販売し、犯行を手助けした疑いがもたれています。 データの対象は「60代から80代の健康に気を使っている高齢者」で、実際に介護保険料の還付金詐欺に使われ、少なくとも8人があわせて800万円をだまし取られたということです。 警察は、山崎容疑者の認否を明らかにしていませんが、他にも違法に名簿を販売していたとみて調べてます。

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