群馬・桐生市長、入札妨害疑いで逮捕・不起訴の元社長に10万円返金

桐生市の荒木恵司市長は、市役所の新庁舎建設工事に関する入札で公正な競争を妨げたとして県議らが逮捕された事件で、不起訴となった太田市内の会社の元社長(72)から受けた10万円の寄付を返金したと明らかにした。6月19日の逮捕を受け、7月15日付で、元社長の自宅に現金書留で郵送したという。取材に対し、荒木市長は「事件に直接関わっているということを鑑みて判断した」と話した。 荒木市長が代表を務める政党支部「自由民主党群馬県桐生市第四支部」の2023年分の政治資金収支報告書には、市長選告示の11日前にあたる23年4月5日、元社長から10万円の寄付を受けたとの記載があった。【加藤栄】

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