大分・保戸島沖ヨット衝突死亡事故 逮捕の運搬船船長を釈放、任意捜査に切り替え

大分県津久見市の保戸島沖で運搬船とヨットが衝突し、ヨットに乗っていた男性が死亡した事故で、逮捕されていた運搬船の船長が15日、釈放されました。 (八尋記者)「大分港にはきょうも運搬船が停泊しています。海上保安官が船内での立ち入り調査を続けています」 この事故は13日午前、津久見市保戸島沖で砂利採取運搬船「第三十八さだ丸」とヨットが衝突し、ヨットに乗っていた大分市の医師・山本真さん(70)が死亡したものです。 大分海上保安部は注意義務を怠り、山本さんを死亡させたとして、運搬船の男性船長を逮捕しましたが、15日午後5時すぎ、証拠隠滅と逃亡のおそれがないと判断し、船長を釈放しました。 船長は取り調べに対し、「衝突したことは間違いない」と供述しているということで、大分海上保安部は今後任意捜査に切り替え、事故の原因を調べることにしています。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加