偽造された標章を使って路上駐車したとして、警視庁本所署は18日、大相撲の元前頭・照強(てるつよし)で職業不詳の鈴木翔輝容疑者(30)=東京都墨田区立川2=を偽造有印公文書行使容疑で逮捕した。元前頭・時津海の元時津風親方(本名・坂本正博)も同様に偽造標章を使ったなどとして2月に逮捕され、処分保留となっており、関連を調べる。 逮捕容疑は7月21日午後10時5分ごろ、自宅近くの路上で、偽造された身体障害者ら向けの「駐車禁止除外指定車標章」を車のダッシュボードに置いて駐車したとしている。 本所署によると、「偽造された標章をカラーコピーして使った」と容疑を認めている。逮捕前の任意聴取には「(標章は)知人から借り、4年前から使っていた」と説明したという。【朝比奈由佳】