国士舘大男子柔道部員4人を書類送検 麻薬含む液体を共同所持の疑い

麻薬の成分を含む液体を一緒に持っていたとして、警視庁は20日、国士舘大学の男子柔道部員で19~20歳の4人を麻薬取締法違反(共同所持)の疑いで東京地検立川支部に書類送検した。認否は明らかにしていない。捜査関係者への取材でわかった。 ■2人は乾燥大麻所持で逮捕 捜査関係者によると、4人は6月中旬、東京都町田市にある国士舘大の寮で、麻薬成分を含む液体約0.079グラムを共同で所持した疑いがある。4人のうち2人は今月4日、乾燥大麻を共同で所持した同法違反の疑いで逮捕されている。 国士舘大の相談を受けて警視庁が寮を家宅捜索し、今回の液体が見つかった。警視庁の事情聴取に対し、書類送検された4人を含む1~2年の部員6人が、過去に大麻を使用したことを認めたという。 国士舘大男子柔道部は国内屈指の強豪で、五輪メダリストを輩出している。問題発覚後に無期限の活動停止となった。(上保晃平)

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