歓楽街のスカウトグループリーダーと暴力団組長を逮捕 トラブル発生時の用心棒代を授受か 愛知県警

名古屋市の歓楽街でトラブルが発生した際の用心棒代として、現金を授受したとして、スカウトグループのリーダーの男と、六代目山口組傘下組織の組長が逮捕されました。 愛知県暴力団排除条例違反の疑いで逮捕されたのは、名古屋の錦などの歓楽街で活動するスカウトグループのリーダー、犬飼雅貴容疑者(39)と、指定暴力団・六代目山口組弘道会の傘下組織組長、林雅志容疑者(41)の2人です。 警察によりますと、犬飼容疑者は去年12月、春日井市内の飲食店で、林容疑者にトラブルが発生した際の用心棒代として現金50万円を渡した疑い、林容疑者はそれを受け取った疑いがもたれています。 警察は2人の認否を明らかにしていません。 錦などの暴力団排除特別区域では、特定の事業者が暴力団に用心棒代やみかじめ料を支払うことが禁止されていて、去年6月の条例改正で新たに対象に加わったスカウトグループが摘発されるのは今回が初めてということです。 警察はスカウトグループの売上金が暴力団にも流れていたとみて、調べを進めています。

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