電話de詐欺事件の容疑者逮捕に至る有力な情報を提供したとして、ゆうちょ銀行に8月19日、千葉県警の青山本部長から感謝状が贈られました。 青山彩子本部長から感謝状が贈られたのは、ゆうちょ銀行マネー・ロンダリング対策部の北山伸喜部長など3人です。 ゆうちょ銀行と警察庁は2025年1月、電話de詐欺の未然防止に向けた「情報連携協定」を結んでいて、2025年5月には、千葉市の80歳の男性の口座から短期間に多額の現金が引き出されていることに気づいた銀行から、犯罪被害の可能性があるとの情報が提供されました。 その後の捜査で男性は、警察官を騙る男らから1000万円を要求されていたことがわかり、県警は男性が被害に遭う前に現金受け取り役の19歳の男の逮捕に至りました。 協定に基づく情報提供から容疑者の逮捕に至ったのは全国で初めての事例で、県警の青山本部長は「容疑者の早期検挙に繋がったことに感謝している」などと謝意を述べました。