県警は20日、岐阜市や瑞穂市の国道21号線で、集団でバイクや車に乗って、暴走行為をした疑いで10代から20歳の男女8人を検挙したと発表しました。このうち、女子高校生1人は衝突事故で死亡しました。 道路交通法違反の疑いで検挙されたのは10代から20歳の高校生や会社員の男女8人です。 警察によりますと、8人は、ことし6月9日午前3時半ごろ岐阜市薮田南の岐阜県庁前交差点から瑞穂市内の国道21号線で、バイクや車などで蛇行運転や信号無視などを繰り返す暴走行為をした疑いが持たれています。 暴走行為の最中、原付バイクを運転していた10代の女子高校生が瑞穂市の交差点で、会社員の男性(27)が運転する車と衝突し、死亡しました。警察が事故を受けて、周辺の防犯カメラを調べたところ、暴走行為に関与した残りの7人を割り出し、19日までに逮捕しました。 死亡した女子高校生は20日付で、被疑者死亡で書類送検されました。8人は幼なじみや顔見知りでした。 逮捕された7人は調べに対し、容疑を認め「後悔の気持ちしかない。ださくてかっこ悪いことをしてしまい、恥ずかしい」などと答えているということです。