斎藤工主演のドラマ「誘拐の日」(毎週火曜夜9:00-9:54、テレビ朝日系)の第7話が8月19日に放送。 新庄(斎藤)と汐里(安達祐実)の衝撃の過去が明かされたシーンに多くの声が上がり、SNSが盛り上がった。(以下、ネタバレを含みます) ■「誘拐の日」とは 本作は、「シグナル」「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」などを生みだした、韓国有数のスタジオ・ASTORYが2023年に製作した連続ドラマ「誘拐の日」を原作に、「下町ロケット」(2018年)、「半沢直樹」(2020年、ともにTBS系)、「愛しい嘘~優しい闇~」(2022年、テレビ朝日系)などを手がけた脚本家・丑尾健太郎が日本オリジナルのノンストップエンターテインメントへと昇華。映画「神様のカルテ」(2011年、2014年)やドラマ「星降る夜に」(2023年、テレビ朝日系)などで知られる深川栄洋が演出を担当する。 斎藤演じるマヌケなお人よし誘拐犯・新庄政宗と、永尾柚乃演じる記憶喪失の天才少女・七瀬凛という疑似親子の2人が、次々と襲いかかる危機を乗り越えながら犯人捜しと逃亡劇を繰り広げる“巻き込まれ型ヒューマンミステリー”。 キャストは斎藤と永尾の他、栄進記念病院の顧問弁護士でかつて凛の家に出入りしていた元家庭教師・山崎忠を深澤辰哉(Snow Man)、3年前に新庄とまな娘を置いて失踪したが、最近また新庄の前に姿を現した妻・汐里を安達、新庄と汐里の娘で心臓病を患っている芽生を日下莉帆、シンガポールの投資会社「Zキャピタルズ」の日本支部長・ケビン福住を鈴木浩介が演じる。 また、強欲な病院副理事長・七瀬富雄に長谷川初範、栄進記念病院の看護師長・藤澤香里に望海風斗、新庄を追う所轄のベテラン刑事・須之内司に江口洋介、須之内とバディを組む若手刑事・北村高広に佐藤寛太、医学博士・水原由紀子に内田有紀が扮(ふん)する。 ■逃亡に成功した新庄と凛、須之内は鮫洲を逮捕するが… 弁護士の山崎と医学博士の水原を味方に引き入れ、逃亡計画を実行した新庄と凛。新庄は、凛を手に入れようとする投資会社“Zキャピタルズ”の日本支部長・福住を取り押さえることに成功。さらに新庄は刑事の須之内に電話をかけ、ひそかに協力を依頼していた。 須之内は捜査本部に黙って身代金の受け渡し現場に乗りこみ、鮫洲(栄信)を逮捕する。須之内に約束した通り、新庄は芽生の手術が終わったら凛を山崎に託して自首し、それで事件をすべて終わりにするはずだった。 ところが、警察上層部にZキャピタルズからの圧力がかかったのか、鮫洲たちが釈放されてしまう。新庄が病院に到着する寸前、凛は再び福住にさらわれ、山崎は鮫洲に刺されてしまうのだった。 ■新庄と汐里の衝撃の過去に「想像以上にヤバい」の声 ある日、須之内は新庄と汐里が育った児童養護施設を訪れる。2人が幼かった頃のことを知る牧師は、「政宗くんはとても優秀な子で、か弱い汐里ちゃんを守ってあげていました。将来は大臣か博士かなんて言われていたんですよ。でもある時期からかな…成績が落ちるようになってしまって。確か七瀬先生の養子先から戻ってきてからかな」と言い、先代院長の七瀬栄作(渋川清彦)が最初に養子にしていたのは新庄だったことを明かした。 さらに新庄が養子に入った日に汐里は栄作と会い、「雑用でもなんでもしますからそばにおいてください」と直談判して七瀬家に入り込み、「私にもチャンスをください」とアピールしていたことが判明。栄作は「成績の優秀な方を養子として残す」と言って2人にテスト用紙を渡し、新庄の答案用紙を自分のものとして提出した汐里は栄作の新たな養子となっていたのだ。 新庄と汐里の衝撃の過去が発覚したシーンに、「汐里さん子どもの頃から策士…」「怖い」「政宗も実験台にされてたんだ」「うわぁ」「汐里こわすぎるて」「政宗の居場所を奪ったのか」「ひぃぃ…幼少期からとんでもないな」「汐里激ヤバ女やん」「いや汐里さんよぉ…」「政宗かわいそうすぎる」「ええ?? しおりヤバ」「しおり想像以上にヤバい」などの声が多く上がり、SNSがザワついた。 次週の予告映像では、新庄が警察に身柄を確保される場面も。第8話が待ち遠しい。 ◆文=奥村百恵