少なくとも約14億円詐取か…カンボジアから移送の“かけ子”とみられる29人 渡航前は面識なく偽名でやり取りか

8月20日にカンボジアからセントレアに移送された日本人の「かけ子」たち。被害の総額は少なくとも14億円とみられています。 捜査員に挟まれて空港の到着ロビーに続々と姿を見せた日本人の男女。19歳から52歳まで、総勢29人。カンボジアからセントレアに向かうチャーター機の中で逮捕されました。 織田龍也容疑者(36)と坂本正義容疑者(41)ら29人の上下関係などはわかっていませんが、今年5月、警察官などになりすまして東京都の男性(64)にウソの電話をかけ、現金をだまし取ろうとした疑いが持たれています。 今年5月、愛知県警の情報をもとに摘発されたカンボジアの都市・ポイペトの拠点で、日本人を狙った特殊詐欺の「かけ子」をしていたとみられる29人。 警察によると、携帯電話の解析などから、摘発までの3カ月間でだまし取った金は少なくともおよそ14億円。カンボジア渡航前にはそれぞれ面識はなく、偽名で呼び合っていたとみられています。

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