海底パイプライン爆破事件 ウクライナ国籍の男を逮捕

3年前、ロシアからドイツにつながる天然ガスの海底パイプラインが爆破された事件で、ウクライナ国籍の男が逮捕されました。 ドイツ連邦検察庁は21日、天然ガスの海底パイプライン「ノルドストリーム」が2022年9月に爆破され損傷した事件をめぐり、ウクライナ国籍のセルヒー・K容疑者を逮捕したと発表しました。 爆発物を仕掛けた犯行グループの調整役の1人とみられています。 犯行グループは、偽の身分証明書でレンタルしたセーリング用のヨットでドイツ北東部ロストックを出発。 その後、デンマーク領内のパイプラインに爆発物を設置した疑いが持たれています。 事件を巡っては、ウクライナ軍高官らが破壊工作を計画し、ゼレンスキー大統領も当初承認していたとの報道があり、ウクライナ当局の関与が取り沙汰されていましたが、ゼレンスキー氏はこれまで政府の関与を否定しています。

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