「奥さんを教育しておけ」 パワハラ発言で消防司令補を停職処分

東京消防庁は22日、パワハラや盗撮をしたとして、品川、金町両消防署の男性消防司令補2人を懲戒処分にしたと発表した。 品川消防署の消防司令補(52)は2023年~24年6月ごろ、部下の頭をヘルメットの上から殴ったり、家族の体調不良で休暇を取得した別の部下に「奥さんを教育しておけ」「できないなら離婚しろ」などとパワハラ発言をしたりしたとして、停職4カ月とした。 また、金町消防署の消防司令補(43)は、7月16日午後9時40分ごろ、JR我孫子駅(千葉県我孫子市)のエスカレーターで、20代女性のスカート内をカバンの中に入れたスマートフォンで撮影したとして、停職3カ月とした。千葉県警に性的姿態撮影処罰法違反(撮影)の疑いで現行犯逮捕されていた。 同庁服務監察課の海野幸太課長は「事案を重く受け止め、教育・指導を徹底し、再発防止に努める」としている。【朝比奈由佳】

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