郡山の強盗傷害疑い、近所の39歳男を逮捕 見守り用カメラで特定

福島県郡山市西田町芹沢字下田の90代男性方に23日夜、男が押し入り、現金約3万円を奪って逃走した事件で、郡山北署は26日午後9時55分、強盗傷害と住居侵入の疑いで同市西田町芹沢字舘、無職の男(39)を逮捕した。男は「暴力を振るって金を奪った。金が欲しくてやった」と容疑を認めているという。同署は男が単独で事件を起こしたとみて、詳しい動機などを調べている。 逮捕容疑は、23日午後8時ごろ男性方に侵入し、男性に拳銃のようなものを突き付け、頭を複数回殴るなどの暴行を加え、現金約3万円を奪った疑い。男性は頭や顔に10日間の治療が必要なけがをしたが、命に別条はないという。 男の自宅は、男性方から約200メートルの距離にある。捜査関係者によると、男と男性に面識があったかは明らかになっていない。拳銃のようなものは見つかっていないが、モデルガンとみられる。 同署によると、男性の自宅内に設置された見守り用のカメラには男が男性に殴りかかる様子が写っており、男の特定につながったという。男が男性方にいた時間は比較的短時間とみられる。同署は26日に同市内で男の身柄を確保した。県警捜査1課、鑑識課、捜査支援分析課と捜査した。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加