広島県警三原署と県警組織犯罪対策1課は15日午後1時45分ごろ、大阪市西区、会社員の男(18)を詐欺未遂の疑いで現行犯逮捕した。 逮捕容疑は、何者かと共謀して14日から翌15日までの間、三原市の女性(75)方に息子をかたって「不倫相手を妊娠させた。示談金として300万円を代わりに行く弁護士に渡してほしい」などと電話。広島市東区の路上で、男が受け取り役として現金300万円をだまし取ろうとした疑い。 金融機関から情報提供を受けて三原署などが「だまされたふり作戦」を進め、現金の受け渡し場所に現れた男を取り押さえた。男は「詐欺とは知らなかった」などと供述しているという。