パチンコ店運営会社の社長ら逮捕 従業員に“投票見返り”として現金渡す約束か…「残業代」名目で

パチンコ店運営会社の社長らが、参議院選挙に立候補した自民党の候補者を当選させようと従業員に投票を呼びかけ、見返りに現金を渡す約束をしたとして逮捕された事件で、社長らが「残業代」の名目で、現金を渡す予定だったことがわかりました。 警視庁によりますと、パチンコ店を運営する「デルパラ」の社長・李昌範容疑者や、営業本部長の湯浅一行容疑者ら6人は先月、参院選に自民党から立候補した、阿部恭久氏への投票を従業員ら60人に呼びかけ、見返りとして現金を渡す約束をした疑いがもたれています。 その後の取材で、社長らが、現金を「残業代」の名目で、渡そうとしていたことがわかりました。 警視庁は、パチンコ業界団体の理事長を務める阿部氏の陣営から依頼があったかどうかについても、慎重に捜査しています。

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