施設入所者のキャッシュカードを盗み53回引き出したか 元介護施設職員の女(42)を追送検 被害額は合計980万円に 新潟・妙高署

当時勤務していた介護施設で、入所者のキャッシュカードを盗み、現金を引き出したとして、住居侵入や窃盗の疑いで逮捕されていた上越市板倉区の42歳の女について、警察は53回にわたって現金を引き出し、合わせて980万円を盗んだとして、女を追送検しました。 警察によりますと、女は今年3月27日に盗んだキャッシュカードを使って合わせて40万円を盗んだとして、5月に窃盗容疑で逮捕され、その後、キャッシュカードを盗んだ疑いでも逮捕されていました。 調べによりますと、女は入所者が不在の隙を狙って部屋に入り、中からキャッシュカードを盗んでいたということです。 警察によりますと、女は今年3月中旬から4月上旬までの間、盗んだキャッシュカードを使い、妙高市や上越市などのコンビニエンスストアのATMから現金を繰り返し引き出していたことが、その後の捜査で判明。逮捕された犯行以外に女が引き出した回数が53回、被害額は980万円に上るということです。 警察は女の余罪について検察に追送致し、捜査を終結したとしています。 なお、女は逮捕当時、警察の調べに「間違いありません」と容疑を認めていたということです。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加