広島市から約2年半にわたり生活保護費を不正に受給するなどしたとして、広島中央署は23日、同市安佐南区、会社員男(60)を詐欺の疑いで逮捕した。 逮捕容疑は、就労で給与を得ていたのに、収入はないと偽った申告書を市中福祉事務所に計8回提出し、2018年9月3日から21年2月3日までの間に計30回、生活扶助費233万1280円と住宅扶助費114万円を自身の口座に入金させてだまし取った疑い。また18年8月31日から21年3月31日までの間、病院で診察を受けた計150回分の医療費108万3660円の支払いを免れた疑い。