カン・ハヌル主演『殺人配信』極限状態の中、起死回生の配信が始まる――予告解禁

韓国映画『殺人配信』より、主人公ウサン(カン・ハヌル)と連続殺人鬼との緊迫した攻防を収めた60秒予告映像と、連続殺人事件の真相へと近づくウサンを写した新場面写真3点が解禁された。 本作は、私人逮捕、違法配信、コメントによる口撃殺人と、月日を追うごとに過激化する生配信業界を舞台に、ゆがんだ承認欲求が生み出す心の闇に切り込んだデジタルスリラー。韓国映画初登場第1位(3月21日公開週)を記録した。 60秒予告映像で、カメラを片手に視聴者へ語りかけ、今にもとある殺人事件の真相に迫ろうとするのは、犯罪チャンネルストリーマーの主人公ウサン(カン・ハヌル)。自らを”犯罪ハンター”と名乗るウサンは、韓国のプラットフォーム「WAG」で国内登録者数No.1を誇る人気配信者だったが、ある配信をきっかけにどん底へと転落してしまう。再び人気を取り戻すべく挑むのは、女性ばかりを狙った連続殺人事件。「犯人を追い詰められるのは僕だけ」と自信満々に語り、いざ起死回生の配信が始まるのだった。 さまざまな場所へ調査に赴き、徐々に真相へと近づくのだが、そんなウサンを待っていたのは殺人鬼からの宣戦布告。配信者仲間のマチルダ(ハ・ソユン)を人質に取られ、連続殺人鬼との直接対決が始まる。加速する緊迫した映像に加え、次第に猟奇的な表情へと変貌していくウサン。果たしてウサンは、予想をはるかに超えた衝撃の真実にたどり着けるのか―? 新場面写真には、血痕の付いた一枚の紙を握りしめ何かを強く訴えているウサン。怒りと焦燥が入り混じった表情からは、この事件に全身全霊を注ぐただならぬ覚悟が感じられる。謎の人物を追って全速力で走る姿も垣間見え、物語の緊迫感を象徴するシーンとなっている。そして赤い照明に包まれた部屋で配信をするウサン。冷ややかな表情でカメラを見つめるその姿は、理性の奥に狂気を秘めているようにも捉えられ、裏の顔をのぞかせる“配信者”の一面を予感させる。 映画『殺人配信』は、9月26日より全国公開。

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