土地の売買に関する手付金などの名目で大阪府内の男女からおよそ2億4000万円の金をだましとったとして、48歳の不動産会社の元代表取締役の男が逮捕・起訴されました。 男は「推し活にハマりすぎて『投げ銭』したくて金が欲しかった」と話しています。 詐欺などの罪で逮捕・起訴されたのは、大阪府豊中市に住む不動産会社の元代表取締役・加藤恭平被告(48)です。 加藤被告は4年前、40代の男性に対し、箕面市にある土地の売買契約に関して「土地の売主に金を払わないといけない。他にお客さんがつくかもしれない」などと言って、手付金の名目などで約1200万円をだましとったとされています。 警察によると、加藤被告は同様の手口で他にも6人から金をだましとったとみられ、被害総額は合わせて約2億4000万円にのぼります。 調べに対し加藤被告は調べに対し「動画投稿アプリの投げ銭で”推し活”にハマりすぎて、それがしたいから金が欲しかった」などと容疑を認めています。加藤被告は投げ銭で1億6000万円ほどの金を使っていたということです。