乳製品宅配の顧客だった女性のキャッシュカードで計600万円を引き出しか 35歳の男「覚えていない」

乳製品宅配の顧客だった80代の女性のキャッシュカードを使って、ATMで合わせて600万円を引き出し盗んだとして、佐賀県基山町の35歳の男が再逮捕されました。 窃盗の疑いで再逮捕されたのは、佐賀県基山町の無職、松田直樹容疑者(35)です。 警察によりますと、松田容疑者は去年5月から去年8月にかけて、不正に入手したキャッシュカードを使って商業施設のATMで7度にわたり合わせて600万円を引き出し盗んだ疑いです。 松田容疑者は当時、乳製品宅配の仕事をしていて、キャッシュカードは顧客の80代女性のものでした。松田容疑者はこの女性と面識があったということです。 女性が「不正に出金されている」と申し出て、警察が防犯カメラなどを捜査し、関与が浮上しました。 警察の調べに対し「覚えていないので分かりません」と話し、容疑を否認しているということです。 松田容疑者はことし5月と6月にも同様の容疑で逮捕されています。 警察が把握している被害額はおよそ800万円ですが、女性の口座からは下ろした記憶のない6800万円がなくなっているということです。 警察が関連を調べるとともに、カードをどのように入手したかについても調べています。

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