交流サイト(SNS)を使って密売を目的に大麻を所持していたとして、京都府警伏見署は2日までに、麻薬取締法(営利目的所持)の疑いで、大阪市平野区、無職の男(27)=同法違反の罪で起訴=や、同市の中高生の少年ら計4人を逮捕した。 無職の男の他に逮捕されたのは、同市西成区の当時19歳の露天商の男(20)と男子中学生(15)、同市住之江区の男子高校生(16)。 同署によると、4人は西成区を拠点とした密売目的グループの一員で、SNSを使って購入する客を募っていたとみられる。 露天商の男と中学生の逮捕容疑は共謀し、営利目的で3月5日、露天商の男の自宅で大麻草約44グラムと液体大麻63個を所持した疑い。無職の男と高校生の逮捕容疑は共謀し、営利目的で4月8日、西成区の知人宅で大麻草約118グラムと液体大麻47個を所持した疑い。