「ジャニーズ問題の時とかに非常にジャニーズ事務所を批判」…サントリー・新浪剛史会長「辞任」背景…「モーニングショー」浜田敬子氏が解説

テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜・午前8時)は3日、サントリーホールディングス(HD)が2日に新浪剛史会長が1日付で辞任したと発表したことを報じた。 新浪氏が購入したサプリメントが大麻由来の成分を含み、違法の疑いがあるとして福岡県警の捜査対象となったため。取締役や監査役の全員が一致して辞任を求める方針を確認し、新浪氏から「一身上の理由」とする辞任届を1日に受理した。 新浪氏は2023年4月から経済同友会代表幹事。政府の経済財政諮問会議の民間議員を長く務める。新浪氏自身は今回の辞任について「会長の仕事を続けられなくて残念」とのコメントを発表した。 捜査関係者によると、日本では違法性の疑いがある薬物類輸入に関する情報提供を門司税関(北九州市)から受け、福岡県警が8月22日、都内の新浪氏の自宅などを家宅捜索。違法薬物は見つからなかったが、県警は違法性の認識を含めて刑事責任の有無を調べている。 コメンテーターを務めるジャーナリストの浜田敬子氏は、新浪氏が辞任した背景を「一般の人とかであれば、まだ家宅捜索の段階でまだ逮捕もされていない、起訴もされていない段階でこういった役職を辞めることはない…早すぎると思うんですけど」とした上で「サントリーがサプリメントを扱っている会社だってのが多分、大きいですよね。海外では認められているけど国内では認められてないみたいな…そういった成分もあるので。そういった知識もなかったのか、と取締役会で今、辞任すべきだ、というふうに全員一致したということなんですよね。でも新浪さん、そんな会社のトップなのに知識がなかったのかと思います」と解説した。 さらに「もうひとつは新浪さん自身がたとえば、ジャニーズ問題の時とかに非常にジャニーズ事務所を批判して、ガバナンスの問題で批判していたわけです。ということもあって自らこのタイミングで職を辞すという決断されたのかなとは思いました」と解説した。

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