埼玉県川口市の営業禁止地域で男性客に性的サービスを行う店舗型風俗店を営業したとして、店の経営者の女ら2人が逮捕されたことがわかりました。店は男性用の公衆浴場として営業されていました。 捜査関係者によりますと、いずれも韓国籍の郭敏子容疑者(61)と呉順美容疑者(52)は3日午後、埼玉県川口市西川口にある公衆浴場「グリーンサウナ」の個室内で、不特定多数の男性客に対し性的なサービスを行い、営業禁止区域内において店舗型風俗店を営業した疑いがもたれています。 郭容疑者らはこの店の共同経営者とみられています。 またこの店では、これまでに中国籍の女性従業員2人が店の営業をほう助したとして逮捕されています。 捜査関係者によりますと「グリーンサウナ」は男性用の公衆浴場として営業していましたが、男性客が「60分9000円のコース」や「90分13000円のコース」を選ぶと、従業員による性的なサービスが行われていたとみられています。 この店には1日で40人ほどの男性客が出入りしていたとみられ、1年間で1億円以上を不正に売り上げていたとみられています。 この店では5~6人ほどの従業員が働いていたとみられ、警察は店のカネの流れを調べるとともに事件の全容を調べる方針です。