落とし物の交通系ICカードで買い物か 詐欺の疑い 生駒市職員の男を逮捕

不正に入手した他人名義のICカードを使って生駒市内のスーパーマーケットで買い物をしたとして、詐欺の疑いで生駒市の職員が逮捕されました。 詐欺の疑いで逮捕されたのは生駒市の出先機関「ダイバーシティ推進プラザ」の職員、立岡昌彦容疑者(58歳)です。 警察によりますと立岡容疑者はことし5月、不正に入手した他人名義の交通系ICカードを使って名義人になりすまし、2回にわたり、生駒市内のスーパーですしや総菜などあわせて12点、販売価格3137円相当を購入し、だまし取った疑いが持たれています。 ICカードの名義人から警察に対し、「身に覚えのない引き落としがある」と相談があったといい、捜査を進める中で特定したということです。立岡容疑者は調べに対し「職場に落とし物として届けられた他人名義のカードを、警察に届け出ずに使っていました」と容疑を認めているということです。 なおこれを受けて生駒市は「市民の皆様に深くお詫び申し上げます」とコメントしています。

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