小田原市の部長への贈賄容疑 建設会社の元代表取締役ら書類送検

神奈川県小田原市発注の下水道工事などで、業者に便宜を図った見返りに商品券を受け取ったとして同市環境部長の樋口肇容疑者(58)が収賄の疑いで逮捕された事件で、県警は5日、贈賄の疑いで同市の建設会社の代表取締役の50代男性と営業部長の60代男性(役職はいずれも当時)を書類送検した。いずれも容疑を認めているという。 捜査2課によると、書類送検容疑は昨年8月と今年2月、賄賂として樋口容疑者に計20万円分の商品券を渡したというもの。樋口容疑者と同社は10年ほど前、市有地の開発計画をきっかけに付き合いが始まったという。 県警は同日、樋口容疑者を収賄容疑で横浜地検に送検した。(中嶋周平)

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加