5日夕方、札幌市東区の飲食店で、現金約4万2000円が入った落とし物の財布を盗んだとして、住所不定無職の69歳の男が逮捕されました。 窃盗の疑いで逮捕されたのは、住所不定無職の69歳の男です。 男は5日午後6時すぎ、札幌市東区の飲食店で、落とし物として保管されていた現金4万2000円が入った財布を盗んだ疑いが持たれています。 警察によりますと、男は事件前日の9月4日に、この飲食店を利用していました。 その後、パスケースを忘れたことに気付き、5日に飲食店を訪ねました。 男は、店員から落とし物として保管されていた財布を提示され、「違います」と答えました。 店員が財布をレジ下の棚に置いた際、財布の中に現金が入っているのが見えたことから、店員の隙をついて財布を盗んだということです。 しかし、男の犯行を目撃した店員が「泥棒!」と叫び、客が男を確保しました。 警察の取り調べに対し、男は「お金が欲しくて盗んだ」と容疑を認めているということです。 逮捕当時、男は1万円以上を所持していました。