ここ数年、世界的に麻薬「ケタミン」の乱用が拡大し、大型密輸事件も急増している。お隣り韓国では数年前から“ケタミンブーム”が巻き起こっており、オランダから日本経由で密輸されたケタミン24キロ(約80万回分)が金浦空港で押収される事件も報じられた(7月28日付「聯合ニュース」)。台湾や香港、東南アジアでは、ケタミンはもはや覚醒剤やヘロインを凌駕する“メイン薬物”となりつつある。毎年数百キロが押収されるなど、その勢いは増すばかりだ。【瀬戸晴海/元厚生労働省麻薬取締部部長】
日本の犯罪・事件・不祥事などの保管庫
ここ数年、世界的に麻薬「ケタミン」の乱用が拡大し、大型密輸事件も急増している。お隣り韓国では数年前から“ケタミンブーム”が巻き起こっており、オランダから日本経由で密輸されたケタミン24キロ(約80万回分)が金浦空港で押収される事件も報じられた(7月28日付「聯合ニュース」)。台湾や香港、東南アジアでは、ケタミンはもはや覚醒剤やヘロインを凌駕する“メイン薬物”となりつつある。毎年数百キロが押収されるなど、その勢いは増すばかりだ。【瀬戸晴海/元厚生労働省麻薬取締部部長】