【ソウル聯合ニュース】米国の移民当局が韓国・現代自動車グループなどが米ジョージア州に建設している工場で300人以上の韓国人を逮捕・拘束した問題について、駐アトランタ韓国総領事館の担当領事が6日(日本時間)、同州にある米移民・税関捜査局(ICE)の拘束施設に収容された韓国人との面会を始めた。韓国外交部の現地対策チームの関係者が明らかにした。 ICEや米国土安全保障調査部(HSI)などは4日(現地時間)、ジョージア州サバンナにある現代自動車グループとLGエナジーソリューションの合弁会社、HL-GAバッテリーカンパニーの工場建設現場で不法滞在者の大規模な取り締まりを実施し、韓国人300人以上を含む約475人を拘束した。 現地対策チームの関係者によると、領事は収容者全員とは面会できず、7日から面会を再開するという。拘束施設を訪問し、運営側と面会したチョ・ギジュン駐米公使は拘束された韓国人が施設内で不便がないよう配慮してほしいと要請したという。 チョ氏によると、担当の公使が拘束者と面会するとともに施設内を確認した。6日に面会した人たちは全員健康だったという。 予想される釈放の時期については、「現段階で言えることは何もない」と述べた。 米移民当局は不法滞在などの容疑を調べるため、拘束者をひとまず拘束施設に入れる。在留資格などを調査した後に処分を決める。