9月上旬、札幌市東区の自宅で、58歳の男が、元妻で交際中の60代女性の腹を包丁で刺すなどしてけがをさせたとして逮捕されました。 傷害の疑いで逮捕されたのは、札幌市東区に住む58歳の解体工の男です。 男は9月2日ごろ、自宅で、元妻で交際中の60代女性の腹を包丁で刺した上、複数回、足で蹴るなどの暴行を加えてけがをさせた疑いがもたれています。 女性は腹にけがをしましたが、命に別状はありません。 9月5日、女性から「元夫から包丁で刺してやると言われた」と110番通報があり警察が認知。 警察が事情聴取すると、今回の傷害容疑が発覚し、8日、逮捕に至りました。 警察によりますと、前段に何らかの口論があったとみられ、男は女性に対し、一方的に怒鳴りつけたうえで犯行に及んだということです。 調べに対し、58歳の解体工の男は「私はやっていません」と話し、容疑を否認しています。 警察は、過去にも当事者間のDV被害に関する相談があったとしていますが、その時期や内容について明らかにしていません。 警察が経緯や当時の状況などを詳しく調べています。