京都府内の公立中学校に勤務する男性教員が、女子生徒の着替えを盗撮したとされる疑いで、今月9日、京都府警に逮捕されました。逮捕されたのは、松岡寿俊容疑者(39)で、警察は「性的姿態等撮影」の疑いで捜査を進めています。 松岡容疑者は今月5日午後、勤務先の中学校で、モバイルバッテリーの様に見える特殊なカメラを教室の後方に設置し、女子生徒5人が着替える様子を撮影した疑いがもたれています。 学校側から「教室に不審なカメラが仕掛けられていた」と警察に通報があり、捜査の結果、松岡容疑者がカメラを置こうとしている様子が、そのカメラの映像に記録されていたことが分かりました。 警察の取り調べに対し、松岡容疑者は「動画は確認していないので、撮影されているかは分かりません。ただ、女子生徒の下着を撮影する目的でカメラを設置したことは間違いありません」と容疑を認めているということです。 警察は、松岡容疑者に協力者がいないか、映像を共有するネットワークなどが存在しないかなど、関係者がいる可能性も視野に入れて、捜査を継続しています。