8日夕方、那覇市の国際通りのホテルで40代の男性が刺され死亡した事件で、警察が殺人未遂の容疑で死亡した男性の20歳の息子を逮捕しました。 山本真帆記者が「こちら、男性が刺された現場のホテルですが、規制線が張られいて物々しい雰囲気がただよっています」とリポートしました。 逮捕されたのは住所不詳・無職の首藤凛眞容疑者（20）です。 警察などによりますと、首藤容疑者は、きのう午後4時45分ごろ那覇市牧志にあるホテルの8階の一室で46歳の父親の首などを刃物で複数回刺すなどした殺人未遂の疑いが持たれています。 父親は心肺停止の状態で搬送先の病院で死亡が確認されました。 ホテルの従業員から「男性が包丁で刺された」と消防に通報があり、警察がホテル内にいた首藤凛眞容疑者を殺人未遂の容疑で現行犯逮捕しました。 搬送を目撃した人は「ストレッチャーで運ばれて、男性が頭から血だらけで床にも血が落ちながら運ばれて行きました」と話し、ホテルの宿泊客は「ニュースを見て命に関わるような事件になっているので怖いなと」と話していました。 警察は凛眞容疑者の認否について明らかにしていません。 2人は家族らと県外から、沖縄を訪れていて警察は、容疑を殺人に切り替えて事件の詳しい経緯を調べる方針です。