広島県内の警察署の分庁舎に免許更新で訪れた女性から、1万円を盗んだとして、警察官が起訴されました。 窃盗の罪で起訴されたのは、広島県警の警察官・増本慎也被告(31)です。 起訴状などによりますと、増本被告は6月、竹原警察署の大崎上島分庁舎にある視力検査の部屋で、免許更新のために訪れた女性の荷物から現金1万円を盗んだとされています。 逮捕時の調べに対し、容疑を認めていたということです。 増本被告は視力検査を担当していて、その最中に現金を盗んだとみられています。 RCCの取材で、大崎上島ではこの女性以外にも免許更新に絡んで、10万円の現金が無くなったと被害を訴える男性がいることがわかっています。 県警は、この男性から被害届を受理。窃盗事件として、増本被告が関与している可能性を視野に調べているということです。