広島県府中市で消火ホースの先端につける器具を盗んだとして66歳の男が逮捕されました。 府中市の新聞配達員の男は、今年5月、府中市内の町内会が管理していた「筒先」と呼ばれる消火ホースの先端につける器具を盗んだ疑いがもたれています。 男は、売ってお金にするためと話していて、「私がやったことに間違いありません」と容疑を認めています。 府中市によりますと盗まれた筒先は、高値で取引される真ちゅうでできており、同様の被害が市内で50件以上確認されているということです。 警察は新聞配達の仕事中に犯行に及んだ可能性もあるとみて余罪などを捜査しています。