【ラグビー】天理大の小松節夫監督が現場復帰 14日の開幕戦で関大と激突

天理大ラグビー部の小松節夫監督(62)が11日、現場復帰した。 6月に当時の部員2人が大麻所持などの麻薬取締法違反の疑いで逮捕。ラグビー部は7月末まで活動を停止し、小松監督は職務停止3カ月で指導から外れていた。 部は8月1日から急ピッチで調整してきたが、夏の菅平合宿は明大、帝京大、早大に連敗。出遅れた分、調整に不安を残す。 関西Aリーグ連覇が懸かる今季は、創部100周年の節目と重なる。共同主将を務めるSO上ノ坊駿介(4年=石見智翠館)は「この大会に出場できる感謝の気持ちを持って、一試合一試合、全力を出し切っていこうと思っています」と言葉に力を込めた。 「6月に不祥事を起こしてしまって、ラグビー協会に大きな迷惑をおかけしてしまった。もう一度、ラグビーに重要な品位のところや規律の部分を見直し、再確認して新しい天理大学のラグビーをつくっていこうと、みんなで話し合って再スタートしました」と上ノ坊。14日の開幕戦は関大が相手だ。連覇へ向け、天理大が再出発のスタートを切る。

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