米保守活動家射殺、FBIが容疑者の画像公開 情報提供に報奨金も

(CNN) 米連邦捜査局(FBI)は、著名な保守系政治活動家チャーリー・カーク氏の射殺事件に関連して、容疑者の身元特定に向け、一般の人々からの協力を呼びかけている。 FBIソルトレークシティー支局は11日、X(旧ツイッター)で容疑者の画像を公開した。 FBIはまた、犯人の身元特定と逮捕につながる情報に対し、最高10万ドル(約1470万円)の報奨金の支払いを申し出ている。 音声鑑識の専門家、ロブ・マー氏によると、カーク氏が10日午後演説していた演壇付近で録音された音声は、同氏が超音速銃弾一発で撃たれたことを示唆している。 超音速弾は高出力兵器から発射される。上記の結果は、音速以下の弾丸を発射する小型拳銃などの武器が襲撃に使用された可能性を排除するものだ。音声鑑定だけでは、銃器のモデルや派生型を確認することはできない。 マー氏の分析によると、発射で生じる破裂音と爆発音との時間間隔及び推定される弾丸の速度、秒速800メートルから割り出すと、銃はカーク氏の演壇から約153メートル離れた場所にあったことになるという。 この結果は、視覚的な証拠に基づいて、銃撃犯が約150メートル離れたところからカーク氏を狙ったとするCNNの分析と一致する。

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