井川意高氏がぴしゃり「東大文1のオレが浅沼稲次郎を知らないわけないだろうが」

「106億円を熔かした男」こと、大王製紙の社長と会長を務め、カジノに自社の資金をつぎ込んで実刑判決を受けた東大法学部卒の井川意高(もとたか)氏(60)が13日、X(旧ツイッター)を更新。米ユタ州のユタバレー大で10日、著名な保守系の政治活動かチャーリー・カーク氏(31)が討論中撃たれて死亡した件をめぐり、私見などをつづった。 この件をめぐっては漫画家の倉田真由美氏が11日、自身のXに「トランプ大統領も選挙前演説中に狙撃されていた。今回亡くなったカーク氏も講演中だった。撃たれるのはいつも保守、言論の場でだ」と投稿した。 井川氏は12日、この倉田氏のポストを引用し「そう 左翼で 襲われた 撃たれた 政治家 見たことねえよな」とつづった。ただ、この井川氏のポストに対し「浅沼稲次郎暗殺事件」「浅沼さんぐらいしか思いつかないですね」などと、1960年に浅沼稲次郎・社会党委員長が17歳の少年に刺殺された事件にふれるコメントがいくつか書き込まれた。 しかし井川氏は12日深夜のポストで、これに対し「レトリックという言葉を知らない バカ左翼が湧いてきてるわ 東大文1のオレが 浅沼稲次郎を知らないわけないだろうが 笑」と切り返した。 井川氏は大王製紙の創業家に生まれ、筑波大付属駒場中高から東大法学部に進み卒業後、大王製紙に入社。42歳で5代目社長に就任も会長時代の10~11年、カジノでの使用目的で子会社7社から総額106億8000万円を借り入れていた事実が発覚。会社法違反(特別背任)の容疑で逮捕され、12年に懲役4年の実刑判決により、16年12月まで服役した。 出所後に書いた著書「熔ける 大王製紙会長 井川意高の懺悔録」がベストセラーになり、現在は自身のYouTubeチャンネルでも活動している。Xでは最近、自身がカジノにのめり込んだ「全盛期」の収支を再計算し、「約2兆円が負けた総額」などと報告している。

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