逮捕の男、事件前にカーク氏“批判発言” 米活動家殺害事件

アメリカのトランプ大統領に近い活動家チャーリー・カーク氏が殺害された事件で、逮捕された男が、事件前にカーク氏を批判するような発言をしていたことがわかりました。 ユタ州の大学で保守派の活動家チャーリー・カーク氏が射殺された事件で、捜査当局は12日、タイラー・ロビンソン容疑者を逮捕しました。捜査当局によりますと、11日夜、容疑者が家族に犯行を自白したと通報があったということです。 家族によると、容疑者はここ数年、政治的な主張を強めていて、事件前にはイベントにカーク氏が出席することについて触れ、カーク氏の主張が気に入らない理由などについて語っていたということです。 捜査当局は、ライフル銃とともに見つかった薬きょうに「おい、ファシスト!」という文言が刻まれていたと明らかにしています。 今回の事件をめぐっては、容疑者が明らかになる前から、トランプ大統領が左派の言論が原因だという趣旨の発言をするなど党派間の対立に結びつける批判が相次ぎ、政治的な分断がより鮮明になっています。

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