【ロサンゼルス時事】米テレビ界最高の栄誉とされる第77回エミー賞の授賞式が14日、西部ロサンゼルスで開かれた。 続編を想定しないドラマに授与されるリミテッド部門で、オーウェン・クーパーさん(15)が助演男優賞を獲得した。米メディアによると、男性俳優として史上最年少のエミー賞受賞者となった。クーパーさんは、殺人事件を題材に社会問題を描いたドラマ「アドレセンス」で、クラスメートを殺害した容疑で逮捕された13歳の少年を演じた。 アドレセンスはリミテッド部門作品賞を含む8賞を受賞した。最も注目されるドラマ部門では、救急医療現場での医師らの奮闘を描いた「ザ・ピット/ピッツバーグ救急医療室」が作品賞など5冠に輝いた。最多受賞はコメディー部門で作品賞となった「ザ・スタジオ」で13冠を達成した。