アジア人初の米野球殿堂入りを果たしたマリナーズの球団会長付特別補佐兼インストラクターのイチロー氏(51)宅に、強盗が入っていたことが明らかになった。 AP通信などが15日(日本時間16日)伝えたところによると、イチロー氏宅らシアトルのセレブの邸宅に不法侵入し逮捕された男が、裁判で無罪を主張したという。 報道によると、パトリック・メイソネット容疑者(29)は8月21日に強盗容疑で自宅にいるところを逮捕。当局が捜査したところ、同容疑者は今年2月9日にイチロー氏宅に不法侵入したことが判明した。 裁判記録によると、そのとき妻の弓子さんがベッドルームにおり、ベッドルームのドアから同容疑者が侵入しようとしたところ、弓子さんはドアを押さえて抵抗したが、ドアの隙間から催涙スプレーをかけられたという。それでも弓子さんは何とかドアに錠をかけ侵入を防いだという。 米国では有名人を狙った空き巣や強盗が頻発しており、シアトルでもマリナーズのルイス・カスティーヨ投手やドジャースのブレーク・スネル投手が被害にあっている。