チョコプラ・松尾「素人はSNSをやるな」発言に集まる批判 動画“しれっと非公開”姿勢にも広がる失望

9月10日にお笑いコンビ・チョコレートプラネット(チョコプラ)が、YouTubeのサブチャンネルで配信した動画が物議を醸し、SNSでは賛否両論が飛びかっている。 「動画では、アインシュタイン・稲田直樹さんのInstagram不正アクセス事件についての話題が取り上げられました。そこで松尾駿さんが『俺がずっと提唱している、誹謗中傷に関してだけど、芸能人とかアスリートとか、そういう人以外、SNSをやるなって。素人が何、発信してんだって、ずっと思ってるの。そんなもんは』と発言したのです。この『素人はSNSをやるな』が拡散し、大炎上しています」(芸能記者) 稲田の事件とは、2024年7月、彼のアカウントから一般女性に不適切な画像を要求するDMが送りつけられた、と暴露系YouTuberが配信した騒動が発端となっている。 稲田はXで《すっごい変なことに巻き込まれました。全く身に覚えがないし、企画を装って変な嘘ついてまであんな事はしません》と関与を否定したが、彼を犯人扱いする投稿が殺到。その後、2025年5月に稲田らのアカウントを乗っ取った男が不正アクセス禁止法違反容疑で再逮捕されたと報道され、ようやく稲田の“潔白”が明かされた。 「松尾さんはこの件への憤りを語り、犯人に対し『一生、電子機器使えない生活にしてほしいわ』と怒りをぶつけていました。この流れで、問題の発言になったのです。要するに、“不正確な情報をもとに、誹謗中傷を繰り返す人にはSNSを利用してほしくない”という趣旨でしょう」(同前) だが、X上の反応を見る限り、松尾の真意が伝わったとはいいづらいようだ。 《一般人をバカにし言論の自由を完全否定。チョコプラ松尾終わった。》 《芸能人とかって上流階級の人なのかな SNSとかネット配信ってチョコプラの松尾が言う一般人が元々やっていた世界に芸能人が後から乗っかってきたんでしょ? それを芸能人とかが乗っとるの? もともとYouTubeとか批判してた業界の人のくせにな》 《「素人はSNSやるな」じゃないんだよ。ここは素人が暑い寒いお腹空いた帰りたいとか独り言呟く場所だったのに芸能人や企業が宣伝に使い始めておかしくなったんですよ》 こういった批判が集中したのだ。また、チョコプラは問題の動画を非公開とし、閲覧できない措置を取ったのだが、これにも噛みつく人が多数。 《言ったことはまずかったけど、動画を消しちゃうのも残念。松尾さんなりの信念があっての発言だったなら、堂々と配信し続ければ良いのに》 これほど批判の声が殺到する原因はなんなのか。 「『素人』という言葉を使ったのが、上から目線に取られたようです。SNSは誰でも使えるのが前提で、そこに玄人も素人もありません。 チョコプラはYouTubeで攻めた動画を出し、芸人界でも屈指の人気を誇るチャンネルへと育て上げました。芸人のなかでも、“芸能人っぽさ”を売りにせず、身近で親しみやすいイメージが大きかったのですが、それが『素人』をばっさり切る発言と相容れなかったのではないか、という指摘もあります。『裏切られた』と感じるファンが多かったのかもしれません」(芸能ジャーナリスト) 芸能人であれ“素人”であれ、SNSでの発言には注意が必要だ。

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