愛知県の商業施設で女性のスカートの中を撮影したなどとして、逮捕・起訴されていた岐阜県警の警察官の男が、17日、停職6か月の懲戒処分となりました。 17日付で停職6か月の懲戒処分となったのは、岐阜県警本部生活安全総務課の野村祐一被告(44)です。 野村被告は、今年6月と8月、岐阜県大垣市の店舗や愛知県一宮市の商業施設で、スマートフォンを入れた手提げかばんを女性のスカートに差し入れ、動画を撮影したとしたなどとして愛知県警に逮捕され、今月10日に起訴されていました。 岐阜県警によりますと、野村被告は、聞き取りに対し、2023年9月ごろから今年8月3日までの間に、約100回にわたり盗撮行為を繰り返していたと話しているということです。 野村被告は、17日付で依願退職しています。 岐阜県警本部の實城晋吾主席監察官は、「警察に対する信頼を著しく失墜させる行為であり、改めて被害者及び県民の皆様にお詫び申し上げます。今後職員に対する、職務倫理教養等を徹底し、再発防止に努めてまいります」とコメントしています。