『相棒24』初回ゲストに片岡鶴太郎、余貴美子 初のファンミーティングも開催決定【コメントあり】

シリーズ誕生25周年、杉下右京(水谷豊)×亀山薫(寺脇康文)の“黄金コンビ”の通算11シーズン目となる『相棒 season24』(テレビ朝日系 毎週水曜 午後9時~9時54分/2クール)の初回放送日が10月15日(水)に決定し、初回ゲストとして片岡鶴太郎と余貴美子の出演が発表された。 2000年に『土曜ワイド劇場』の一作として誕生して以来、濃密で骨太なミステリーを世に送り出し、国民的ドラマとしての地位を築き上げた『相棒』。今年はシリーズ誕生25周年、“四半世紀”という記念すべき節目を迎える『season24』で、杉下右京(水谷豊)×亀山薫(寺脇康文)の“黄金コンビ”も通算11シーズン目に突入する。 『season24』初回拡大スペシャルでは、片岡鶴太郎と余貴美子をゲストに迎え、シリーズ史上初となる“講談”の世界を舞台に展開するミステリーが描かれる。 15年ほど前、講談師・瀧澤青竜(片岡鶴太郎)の屋敷で彼の息子が殺害されるという事件が発生。破門になった元弟子が逮捕起訴され、既に死刑判決が確定していたが、それが冤罪ではないかという疑惑が浮上。特命係は秘密裏に事件の再捜査をスタートする。 折しも青竜は人間国宝に認定されたばかりの“時の人”だったが、右京は身分を隠して青竜の内弟子となり、屋敷に入り込むことに成功。薫もまた、別のルートで青竜一門に接触するが…。人間国宝の光と影…隠された事件の真相とは。そして、特命係の動きをつかんだ検察トップの検事総長・臥龍岡詩子(余貴美子)はどう反応するのか。 なお、初回拡大スペシャルには、片岡と余のほかに、細川直美、しゅはまはるみ、青柳尊哉も出演する。 そして、『相棒season24』のスタートを記念して、10月12日(日)に杉下右京と亀山薫が初めて『相棒 season24』ファンミーティング生配信を開催することが決定。映画の舞台あいさつや『相棒コンサート』などで2人が壇上に立つことはあったが、ファンミーティングという形でファンと交流するのは、25年の歴史の中でも初めてのこととなる。現在、このイベントを会場で盛り上げてくれる参加者を募集中。応募締切は10月1日(水)午後11時59分まで。詳しい応募方法は『相棒』公式HPで発表される。 <片岡鶴太郎 コメント> 今回オファーいただき、とてもうれしい気持ちでした。水谷豊さんと35年ぶりの共演! ワクワクしました♪ 『相棒』は25周年とのことですが、永く継続しておりますことに大変敬服しておりました。今回参加させていただき、その理由を知りました! 脚本の素晴らしさ、“座長”豊さんを中心のスタッフ皆様方の真摯な作品への愛情・取組み、謙虚な姿勢に感激しました。 現場では豊さん・寺脇さんは我々ゲスト陣に対して本当にフレンドリーに接していただき、常にリラックスして芝居ができるように御配慮いただいておりました。感謝に堪えません! 今回講談という新たな世界へ導いていただき幸甚でした♪ 重厚な作品になっております♪どうぞ期待を持って楽しみにしてくださいませ。 <余貴美子 コメント> 25周年にして、初めてお役をいただきました。やっとお声掛けいただき大変ありがたくうれしく思います。以前より、事件の謎解きだけでなく、世相も反映して余韻が残る物語を見て、『相棒』のチームに入りたいと思っておりました。 実人生では絶対に就くことのない検事総長というお役。ややこしいせりふが多いですが、それがまたやりがいがあり、楽しかったです。役名も“卧龍岡詩子”。そんなすてきでややこしい名前も初めてで、書く練習しました! 撮影現場での始まりと終わりには、まずお2人は、スタッフ、キャスト全員と、握手とごあいさつ! なかなかできることではなく、胸がキュンとなりました。『相棒』シリーズが長寿たるゆえん。みんなで良い作品を作りあげたいという、チーム感がうらやましく感じるほどです。 今回も放送は2クール。検事総長の再登場を願っております。まずは、お見逃しなきよう。 <水谷豊 コメント> 片岡鶴太郎さんとは『ザ・刑事』以来35年ぶりの共演となりますが、ご縁があって再びご一緒できるのは、大変うれしいことです。実は、鶴太郎さん主演の『終着駅シリーズ』も『相棒』と同じ撮影所で収録していたので、撮影が重なったときはスタジオでよく立ち話をしていました。ほかにも僕が鶴太郎さんの個展を拝見したり、鶴太郎さんも僕の映画を見てくださったりと交流はずっと続いていたのですが、今回は35年ぶりに同じ画面に映るということでワクワクしています。 余さんとも35年ぶりの共演になりますが、またじっくりご一緒したいと思っていた方なので、ようやくその願いがかないました。彼女が演じる検事総長は右京たちの味方なのか、強敵なのか…またしても特命係にとって面白いキャラクターが出現したなと感じています。 <寺脇康文 コメント> 鶴太郎さんは、僕にとっては(水谷)豊さんをめぐるライバルなんです。実は先日、豊さんが監督された映画を初日の朝一番の回で鑑賞して、豊さんに「見ましたよ!」と電話したのですが、「さっき鶴太郎さんからも電話もらったよ」と言われてビックリ。僕が一着を取りたかったのに負けてしまったんです。しかも撮影所でお会いになると、お2人はいつも楽しそうに笑い合っているので、それがなんとなく悔しくて…(笑)。今回の撮影では、いろいろな意味で鶴太郎さんに負けないように頑張ります! また、余さんは普段はほんわかされているのに、芝居になるとトップまでギアが入って、ものすごい演技をされる方。今回も役に対する集中力は素晴らしかったです。

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