害虫駆除の名目で現金を脅し取った疑いなどで逮捕された男らが「営業妨害で警察を呼ぶぞ」と被害者に迫っていたことがわかりました。 「近畿住宅設備」の従業員・増田拳志郎容疑者（27）と牧谷龍真容疑者（26）は、ことし6月、害虫駆除を依頼した男性から作業代金の名目で33万円を脅しとった疑いなどがもたれています。 警察によると、高額な請求を不審に思った男性に対し、2人は「営業妨害で警察を呼ぶぞ」などと言い、契約書に無理やりサインをさせていたということです。 2人は、トイレの修繕を依頼した別の男性から現金などを脅し取った罪ですでに起訴されていて、同様の犯行を繰り返していたとみられます。 警察は、ほかにも事件に関与した人物がいるとみて、グループの実態解明を進めています。